独裁者と小さな孫の作品情報・感想・評価

「独裁者と小さな孫」に投稿された感想・評価

motio

motioの感想・評価

4.1
名も知れぬどこかの国で、クーデターにより身を追われた大統領が、孫と一緒に亡命を目指し逃避行する。
とても面白かった。
最近はあまり聞かないですが、ちょっと前までイスラム国周辺やロシアの西の方とかから、とんでもない規模の死者数のニュースが届いたりしてました。
死者の数だけそこには悲しみと憎しみがあるはずで、この映画では、そんな激動の国の中をなんとか逃げようとします。その国を作った本人が。業に向き合う余裕もないほどに。
展開が「こうだったら面白いかも」という作為的な感じではなくて「こういうことも起こるだろう」と、作品から生じてくる感じで、引き込まれました。
大統領役の人の演技も素晴らしかったです。

独裁者と小さな孫記録
non

nonの感想・評価

3.5
【2017年レビュー】
大統領とその孫がクーデターによって追われる身となり、身を隠しながら逃避行する。途中、大統領は自身の独裁政治と反政府勢力への厳しい制裁などにより苦しめられてきた人々と遭遇し、最終的には取り囲まれて捕まってしまう。ある意味自業自得なのに孫役の子が可愛いかったり、息子夫婦を殺されていたりと複雑。結局、この逃避行は何のためだったのか。孫を守るため?しかし、この大統領、前半と後半では全く別人ではないですか?こんなに忍耐と思いやりがある人が何故独裁政治を…って思ってしまった。でも、きっと、そういう環境にいたらそうなってしまうのでしょうね。怖いですね。ラストの「踊らせておけ。」の解釈が難しいです。本当の意味の民主主義とは。やられたらやり返すという負の連鎖を断ち切るためには。熟考。
HAY

HAYの感想・評価

3.0
「今後は陛下でいい」

本意。
TAKA

TAKAの感想・評価

3.5
クーデターを起こされて、逃げ回っていてもいつかまた政権を取り戻せると信じているのはなんとも言えない。孫には罪はないが国民にしたら殺された者としたら孫であっても許せないよな。

7x47

7x47の感想・評価

3.0
内容としてはよいと思うけれど、どこか物足りなさを感じた
特に前半、あれこれドキュメンタリー?ってなった

このレビューはネタバレを含みます

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巣で見つけたウズラの卵を手にし
人間らしい笑みを浮かべる権力を失った者とその孫。
追い込まれる境遇
民衆と交わる中、痛感する人々の痛み
少しずつ変化を遂げてゆく独裁者の表情
目で物語る彼に瞳に息が詰まりそうになってくる。
現実を直視し未来を見る人、過去に囚われる民衆の怒り
潮風に舞う赤いチーフ、奏でられる音楽
「サイクリスト」も良かったので監督の他作品も観たい。
録画消化中
クーデターで追われる身になったもと独裁大統領。孫を連れての逃走。途中で出会う人たちから自分の残虐さを知らされるという、ある種ロードムービーです。最初は軽い気持ちで流し観ていたんだけど、途中から引き込まれた。憎しみから始まった改革など成功しない。最初は傲慢さが残っていたけれど、途中からいいおじいちゃんになっていくので、終わり頃にはすっかり感情移入してしまって、助かればいいのに。と思っていた。子役が拙さまで演技かな…と思わせる名演でした。おじいちゃんも良かった。
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