オクムラ

ザ・トライブのオクムラのレビュー・感想・評価

ザ・トライブ(2014年製作の映画)
3.0
無声映画です。
うーん、難しい映画でした…。
なんだかとんでもないものを見てしまったのうな感じです。

ストーリーは聾唖者専門の学校に入学した主人公が売春、暴力に揉まれていく…というもの。
内容としては結構シンプルです。
でも全部手話なのに字幕もないのでずっと見るのは結構疲れます。
それがこの映画の良さでもあると思います!一緒になって苦痛を味わっているような…笑

しかし意外と言葉なくても言いたいことって伝わるものでストーリーはちゃんと頭の中に入ってきます!

にしても聾唖以前の問題でウクライナってこんな過激なんですかね。昔検索しちゃいけないやつみたいのでウクライナ21みたいなのがあったような…。
こういう国民性を持ち合わせているのでしょうか…。

登場人物が全員荒れてます。
なんか知らないけど、すぐに怒るしすぐに殴る。声を発しないと身振りで表現するからなのか、それにしてもむちゃくちゃな人間しか出てきません。

リアルで過激でした。
サイレント映画ともまた違って、斬新です。