トム・ハーディの一人二役双子ギャングが観れるのはレジェンドだけ!
演技はもちろん、劇中の衣装や小道具も
兄と弟で違いがはっきりしていたため、
性格以外でも見分けが付きやすかった。
兄弟のサクセスストーリーからラストまでを、
残虐ファイトを交えながらもサクサクと進行する。
サブタイトルである「狂気の美学」に強く惹かれて視聴したのだが、
どちらかと言えば兄弟の内に秘める狂気の違い、
後々、後に引けず加速する静かな狂気が
押し出されていたような気がするので、
サブタイトルのことは一旦忘れて、単純に
実在に存在した兄弟の物語を、第三者(ヒロイン)視点で追いかける
ちょっとしたドキュメンタリーとして観ると楽しかったかもしれない。