Ryan

特捜部Q 檻の中の女のRyanのレビュー・感想・評価

特捜部Q 檻の中の女(2013年製作の映画)
3.7
シャーロックホームズver相棒杉下右京編


ストーリー
5年前に起きた失踪事件。
殺人課の敏腕刑事カール・マークはある事件で部下を失い重傷を負う。彼は、復職後に新部署「特捜部Q」への転属を命じられそこで失踪事件と出会うが…


主演 ニコライリーカース
監督 ミケルノガール


デンマーク映画人気シリーズ
ドラゴンタトゥーと並ぶ北欧を代表する名作の1番目。
初めて鑑賞
面白い。

近年のサスペンスミステリーと比べて怠け、逃げていない。その分、人間の怖さや苦悩、葛藤が描き込まれておりキャラクターの心情を優先するのではなく、事件を追うごとにキャラクターたちに何が起きたのか?深掘りするタイプの王道にして北欧らしい映画。
常に不穏な影が見えるような気がしてたまらない。
謎も作り込まれており単調ではあるが役者の演技力によってこの映画の良い部分が出てくる。
特に監督の演出と魅せ方は見事。
北欧の大自然や街並みを感じさせながらディテールが細かくまるでこの街に住んでいるかのように感情移入できる。

ぶっきらぼうな杉下右京と亀山の関係に近い。
このシリーズ予想以上に面白い。
全制覇目指す
Ryan

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