あかね

特捜部Q 檻の中の女のあかねのレビュー・感想・評価

特捜部Q 檻の中の女(2013年製作の映画)
3.2
部下を失ったカールは警察の予算確保のためだけに設立された新部署特捜部Qに謎めいたシリア人の助手アサドと共に配属され、過去の未解決事件の解決にかかる。
ミレニアム同様北欧の閑散とした雰囲気が凄い良い。キャストも原作を読んでいた時に自分が想像していたのとほんとピッタリ合ってて凄い感動しました。カールの寂れたおっさん感も哀愁があり良かった。犯人はわりと簡単に分かってしまうのですが、犯人とカールたちとのすれ違いに最後までハラハラさせられました。
原作では最後見事に泣かされましたが、映画では感動シーンはカットされていて、雰囲気に合わせての判断だと思うのですが少し残念な気も…。時間が短いため原作に比べ二人のキャラ立ちが薄めなのも残念。カールはもう少し扱いにくくて嫌味ぽい一面もあったりするし、アサドはもっと陽気な感じ。
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