名コンビ誕生!
デンマーク産の北欧ミステリー。
コレ、シリーズものですが凄くイイです。
未解決事件を扱う“特捜部Q”に配属されたカールが、相棒アサドとともに忘れ去られた事件を解決していく物語です。
派手な絵面はないけれど、凄くしっかりと作られたサスペンス・ミステリーだと思う。
未解決事件を扱うと言っても、実は未解決で捜査が終了した事件の書類を整理するだけの部署。
そこに左遷させられた頑固で仏頂面のカール。
でも正義感は失くしてはおらず、書類整理をしつつも気になった事件の捜査に取り掛かります。
陽気で理解のある相棒アサドと共に事件を解決していく中で、少しづつカールが変わっていく姿をみるのもシリーズとして楽しい。
何度も言いますが、派手なシーンやドンデン返し、美しいヒロイン、ラブシーンなど無いに等しいです。
それでも、抜群の雰囲気、しっかりとした脚本、堅実なキャストの骨太なサスペンス・ミステリーで観て損はありません。
と言うか、サスペンス・ミステリー好きの方、バディムービーが好きな方、是非鑑賞して下さい。
できれば現時点で映像化されている3作品全部を。
きっと楽しんでもらえると思います。