部下2人を殉職、再起不能により失った敏腕刑事が左遷先である特捜部Qでアラブ系の相棒とタッグを組み未解決事件を再捜査する話。
北欧のサスペンスものを初めて観た気がしますが、かなり重厚で内容の濃い正統派の刑事ものでした。
全体的なストーリーや、画はドラゴンタトゥーの女のような感じですが、敏腕刑事カールの頑固さや、泥臭さの魅力が心地よくドラゴンタトゥーの女のスマートさは無いものの、個人的には同作品の方が好みでした。
原作はベストセラーシリーズなので既に3作品映画化され、原作の小説は6作目くらい出版されているので、かなり人気がある作品であると言えますが、いまいち知名度がないので隠れた良作を探している人にオススメです。