大分前に観てました。
双子の変態姉妹監督の「アメリカン・マリー」を原語で字幕で必死に鑑賞。奥手の女子医大生がたまたま、闇関係の手術を手伝って大金を得ちゃいました。その後、あることがきっかけとなって、そのまま闇の整形外科医として、アングラ方面で有名になっていくというお話。肉体変容者ものなんで、まっさきにＫ・Ｗ・ジーターの「Dr.アダー」を思い出しちゃいました。闇の外科医というと相手の素性は聞かずに、施術なんて感じが多いんだろうに、肉体変容者たちの場合は、なぜに私がこういう形に憧れたのか、なんでこういうふうに変わりたいのか、とにかく自分はこういう生き様なので、だからこんなふうにしてね！ と、まあ自分語りが強い強い。その辺が興味深くて面白い。適度にゴアで耽美な雰囲気が常に漂う、ちょいと拾いものでした。
女子医大生をその道に引き込むベアトレスが、その容姿と無邪気な性格もあって、たまらなく魅力的です。
