ヤマト

ビューティー・インサイドのヤマトのネタバレレビュー・内容・結末

ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

【 ぼくたちとわたしの物語 】

 恋愛の喜びや悲しみをこんなに間近に味わえる作品が他にあるだろうか。デートを控えるときのウキウキや、別れた後の喪失感がすごくリアルで、嬉しくもあり悲しい気持ちを抱いてしまう。ある日、扉から出てきたのが上野樹里さんというのも、すごく嬉しかった。

 とにかく美しい作品。毎日顔が変わる彼を受け入れる、イスの優しさ(イスがまたとびきりの美人)。彼女が彼を受け入れたのは、彼の心(内面)が美しかったから。受け入れた彼女の心も美しいのは言うまでもない。
 ラストシーンのチェコでのプロポーズも最高な演出。その裏で父さんと母さんが再び結ばれたのも美しい。母さんはこう言った。「姿が見えなくとも、変わっていても、あなたを感じる」と。やはりどこを切り取ってもビューティな作品である。
 美しい、美しいと書いていたら混乱してきたから、今日はここまで。
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