Risa

ビューティー・インサイドのRisaのレビュー・感想・評価

ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)
4.0
映像:⭐️⭐️⭐️
音楽:⭐️⭐️⭐️
ストーリー:⭐️⭐️⭐️⭐️
泣ける:⭐️⭐️⭐️
笑える:⭐️⭐️
怖い:
ためになる:

2018年最初の涙にぜひ!

【あらすじ】

主人公は寝る度に顔が変わる特異体質の持ち主。
おばさん、おじさん、イケメン、外国人、美女…毎朝その日の自分を確認して、それっぽい服や靴を身につけて仕事に出かける、ちょっとめんどくさいながらも実はちょっと面白い毎日。
そんな彼がある日、家具屋で働くイスという美女に一目惚れする。
そしてそれ以降、毎日違う姿でイスに会いに行き、自分がどんな姿でも同じように優しく接してくれるイスに、心から惹かれるようになる。
イスに気持ちを伝えたい、でもどうやって伝えよう?叶うことならばイスと付き合いたい、でもイスはこの特異体質を受け入れてくれるだろうか?


【感想】

上野樹里ちゃんが、姿形の変わるこの主人公の1キャラクターとして出演していることでも話題になった本作。
(上野樹里ちゃんの男っぽい演技で、ふとラストフレンズを思い出した…あれは衝撃的なドラマで未だに印象に残ってます…)

外見の美しさへの執着から、過度に化粧品や衣服にお金をかけたり、時には整形までしてしまう現代の(特に韓国の)若者に対して、警鐘を鳴らしているこの作品。
でもそのヒロインの外見がとんでもなく、非常に、あり得ないほど可愛い、というのがなんだか皮肉的。笑
(とか思ってしまう私は確実にひねくれ者。)

ところで、"ラブストーリー時々SF"なジャンルは(アデラインもそうだったけど)、当初の予想よりもだいぶ面白いことが多い気がします。
SFとしては物足りないけど、それが"ラブストーリー時々SF"となると、斬新なラブストーリーという感じになるからか、大いに楽しめて大いに泣けちゃうんだよね〜不思議!!

結局本作も、途中は笑って、最後はボロ泣きしてしまうくらいには楽しめました。

ということで、2018年最初の一本としても、十分おすすめできる作品!

2018年も色んな素敵な映画に出会えるといいな〜(*´-`)
Risa

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