habironn

ビューティー・インサイドのhabironnのレビュー・感想・評価

ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)
4.8
いやー、ダメだわ、この映画。
ドストライク。
ビューティーインサイド
心の中にある美しさ。

「物事は心の目で見ることで見え方が変わる」と言われる。
ということは、「物事そのものが美しい」というよりも「その物事が心の中で映る美しさを感じる心が美しい」ということになる。
現象(物事)は認識(心)に依存する。

外見は毎日違っていても、あなたが好きだ。そのことは、到底不可能なことだと思う。例え趣味嗜好が一致していて、一緒にいて落ち着く、心が和らぐ、そんな恋愛感情を相手に抱いていたとしても、外見がコロコロ変わっていては心の整理がつかない。
しかし、この映画の凄いところは、そんな現実の不可能性をいとも簡単に超えて見せているところだ(少なくとも自分にとっては)。途中から違和感なく見れた。だから映画は面白い。

「好き」という感情は変わらない。
それは、私の心であなたの心を見ているから。
題名の通り、ビューティインサイド。

イス(彼女)の気持ちの揺れ動きは、いつしか自分の心の同様にも会い重なっていった。現実には虚構の世界であると分かっている。だからこそ、そんな恋愛をしてみたい。



本当はもっと文章してみたい事柄はたくさんあるけどもう眠たいのでこの辺で。
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