桐谷美玲がヴァンパイア役をしてるので興味を引かれてレンタルしました。70分から90分にまとめられそうな内容を110分かけて丁寧にやってくれますが、桐谷美玲がほぼずっと出ているので(大塚寧々も出ているので)目の保養にはなりました。0.2ポイント加点。
世界基準（笑）ではZ級かと思います。覚悟はしてましたが。なんていうか熱量不足。適当に作った感じ。
外国の映画や昔の邦画のアイドル映画なんかですと、こういうとき(映画ファン以外がターゲットになってる作品)は映画好きな人も納得するような手堅い作りの作品になってることが多いんですが。
そういうところで映画好きな人も、自分たちは客として大事にされてるんだなと感じるし、この映画をきっかけに映画好きな人が増えればいいなあって一緒に思うわけなんですが。さらにいえば主役をやってるアイドルの子のこともなんとなく好きになるっていう。みんなが得をする仕組みのように思えます。
私のように国産のいい映画を観たいと思ってる者には腹立たしい限りです。そうです、根底に愛があるとき人は腹が立つのです。今の私のように。それは認めましょう。しかし最終的には邦画なんかにいまだに腹を立ててる自分に腹が立つという。わざわざ長文レビュー書いてる自分にも腹が立つっていう。そういう面倒くさい男。笑
ていうかこの作品、原作が漫画なのかと思ったんだけど映画化・漫画化・小説化は同時に行われたみたいです。
しかも原作者であり映画監督でもある鈴木舞という方のことはググってもほぼ何も出てこないという。
これは作品本体よりも謎めいておもしろい展開ではないかと。0.3ポイント加点。
誰かの別名義？
鈴木舞という名前のプロジェクト？
公式サイトにインタビューというコンテンツがあって監督が答えてるっぽいんですが、なんか文章が全体的に嘘っぽくて(リアルな人間の熱量をまったく感じなくて)ある意味おもしろかったです。0.3ポイント加点。
「追記」
大人げなく批判しすぎたので1部削除しました。^^;
