米国北西部の森林で自給自足のワイルドでサバイバルな生活を送る一家の物語。
闘病中の母親の死を切欠に、南部ニューメキシコ迄2400kmのツアーに出るが、現代社会生活とのギャップが多過ぎて、様々な笑えて、笑えない悲喜劇が巻き起こる。
クライマックスは、森林生活を認めない亡き妻の父親、そして多感で下界(現代社会)を知ってしまった子供達の未来との折り合いのつけ方。
まぁ、美しい景色や画像と微妙なハッピーエンドという感じで楽しめました。
「どうして皆、カバみたいに太っているの?」とかコーラは毒、教育やキリスト教批判とか、アメリカン・タブーな所をよそ者(しかし、森からでもこちらも同じアメリカン)の感じるままにぶつけているのが、数館から全米へと拡大ヒットした理由でしょうか。
マスコミは避け、外では言えない「ポリコレ疲れ」の大反動期=トランプ現象とも通じて理解出来ます。
森人アメリカンの長男が「今はマオイスト(毛沢東主義者)」とか、思わず吹きました。。(^o^;)