カフェポタリスト

はじまりへの旅のカフェポタリストのレビュー・感想・評価

はじまりへの旅(2016年製作の映画)
3.0
ヴィゴ・モーテンセン演ずる70年代のヒッピーを思わせるような、
極端な自然主義者の父親とその子供たちの物語。

父親が21世紀の現代では、あまりにも理想主義というか、
逆に時代遅れとしか思えなかった。
この父親の考え方は現代人が忘れている大事なものがあるとは思うが、
あまりに度が過ぎている。
考え方がダメなのではなくて、自分の考えを子供に押し付けたり、
反社会的な行動をとったりするところはどうなのでしょうか。
仏教徒の母親を火葬しようと、真夜中に墓を暴くシーンも
気持ち悪さしか感じませんでした。