ひとみ

はじまりへの旅のひとみのレビュー・感想・評価

はじまりへの旅(2016年製作の映画)
4.6
太陽の光条・まっすぐに伸びたカントリーロード・歌う子どもたち…フォトジェニックな映像に彩られた家族の物語。

対照的な2人の父親が印象的。
“親のせい”と“親のおかげ”の表裏一体さはどちらの父子にもよく現れていたし、黒とも白とも言い切れない家族の関係性は、作中に出てくる“ロリータ”の解釈同様、誰の視点に立つかで見えるものが違ってくる。

ベンは心身ともにスーパー父ちゃんだけど、その超人的な身体能力よりも意思の強さよりも「自分は間違っていた」と子ども達に詫びた勇気に1番の強さを感じた。

極端な設定には細かな疑問も浮かんできたけれど、普遍的なテーマが軸にあるため感情面で疑問に感じる点はありませんでした。
冒頭の数分間は、自分が何の映画を観にきたのか見失いかけたけど笑
私は好きです、この作品。