daiki

はじまりへの旅のdaikiのレビュー・感想・評価

はじまりへの旅(2016年製作の映画)
3.9
冒頭鹿の肝を食わせてお前は男だ!とかいう結構クレイジーなシーンから始まり

なんだこの映画は。。森深い狩猟民族の話か。。

と思ったんですが、顔を洗うとはい、アラゴルン。

アラゴルンとその仲間達、じゃなくて子供達の物語でした。

ヴィゴーモーテンセンは人里離れた山奥で子供達を修業している、子供が怪我しても自力でなんとかせい、200年前とかやったらすごく実用的な方法なんやろうけど、この現代ではクレイジーとしか捉えられないし、彼らが学んでいるファシストやスターリン主義という70年前くらいの思想はもはや化石なんじゃないかと思う。なぜ父はこのような環境に身を置くことを決めたのか、よく分からなかったけど、悪意なく、子供を不幸にしているという言葉はズドンと彼に刺さったんじゃないでしょうか。

自分の発想がもはや時代遅れ、世間では虐待というワードに当てはめられられるという、あのシーンから子供達と別れるシーンは凄く寂しかった。

しかし、ここまで気持ちを下げておいて、最後一気に上げてきたなーと。てっきり別れて終わりかと思った。ここからトイレにあれをまくという終わりを想像できなかった。そして、ヴィゴーモーテンセンが髭を剃るという展開も予想できなかった。さらには長男が坊主になるのもw

本人が良かれと思ってやってくることも世間から見ると悪になることもあるんだなと痛感しましたわ。

子供がいると涙出る映画だろうな、これは。