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はじまりへの旅2016年製作の映画)

Captain Fantastic

上映日:2017年04月01日

製作国:

上映時間:119分

3.9

あらすじ

「はじまりへの旅」に投稿された感想・評価

IamSora

IamSoraの感想・評価

5.0
良かったー
今年イチ響いた作品でした。前知識ゼロでコメディコーナーでジャケット借りしたこともあり、思ってた感じと違う!てなりつつそれがまた良かった!一生付き合い続けていくであろう作品

色彩豊かなジャケットと反する始まりからまぁまぁグロテスク…ハズレかなぁと思い始めた頃にグッと引き込まれ始め、あ!ここ泣かせシーンだ、なんて思う間もなく、気付いたら涙が出てた。
それは死だったり愛情だったり憎しみだったりと、感情を揺さぶられるシーンがとにかく多い

自分自身子育てにおいて「一般論」や「普通」というものを子供に植え付けたくはないと思うけれど、何が正解なのかは自信を持って言い切れない。
この映画の父親も、葛藤し時に間違った選択もし、日々自問自答は多かっただろう。だからこそリアルだったし、共感出来るところが多かったのかな。


最後にボウに送った言葉

「常に素直に常に高潔に」
「日々人生最後の日だと思え」
「大胆に挑戦して楽しめ全て一瞬だ」

「死ぬな」


この教訓に全てが、両親の想いの全てが込められていたと思う。

幸せな映画。子供達のその後もずーっと見守っていたくなるほど個性あるキャラクターと、衣装、映像、音楽。全部ドツボ過ぎました。

これ観てからずっと、スコットランド民謡を聴きまくっています🏴󠁧󠁢󠁳󠁣󠁴󠁿
seasail

seasailの感想・評価

4.8
映像も美しく、面白かった。
初めは「極端だけど悪い教育法ではないんじゃないかな」と思っていたのが、客観的な視点が入ると途端に「なんて酷い親だ」と感じたり、観て行くうちに考え方がころころ変わって、正義感の危うさを感じた。自分にとっての正義が他の人にとっては悪であることもあるって忘れちゃいけないな。
子供のために親ができること、すべきことってなんだ?難しい。でも多分答えはたくさんある。なにより大事なのは「これこそが正しい」って決めつけないで、本人の意思を尊重することなんじゃないかな。幸せの形はたくさんあって、それは本人が決めること。「正しい親」じゃなくて「子供の話をちゃんと聞いてあげられる親」になりたい。
理想の敗北?まさかそんな風には描かれていない。
キリスト教に結び付いた高度資本主義消費社会(「何でも揃えてますよ~」)の欺瞞に対して、自由を求めた母をいかにして看取るか、という話。家族で過ごした時間に対して正直な彼らにとって、母の亡骸を墓土から掘り出し、晴れた海へと炎を上げて音楽と共に弔うことには何の嘘もないのだった。

まずもって、一つ一つのシーンが美しすぎる。とりわけ最初の焚火と最後の火葬で二度立ち上がる民俗的セッションのシーンには、無限の時間が流れている。『Sweet Child O'mine』に歌われる青空のような底抜けの明るさが全編に満ちており、彼らはいかなる苦難においても最善の選択をする。辿り着いた先にあった生活が静かな朝食の時間として切り取られるとき、「理想」の家族生活は遂に祝われ、他のあらゆる抵抗の試みへと賛歌が贈られるだろう。私たちがこの社会において作るべき「群れ」の生活の形がそこにはあるのだ。
nakko

nakkoの感想・評価

4.0
人は他人と触れることが大切、育て方の偏りが過ぎるとだめということを学んだ。

最初は、あ〜こういう育て方だとスペックが高くなるんだなぁいいなあって思ってたけど、外の世界や社会に出ると実際はスペック以上にもっと大切なことがあって、それは体感しないと分からないことが多いなと思った。
uuiuuuuuu

uuiuuuuuuの感想・評価

4.6
多様性を受け入れることの大切さ
少数派が淘汰されること
親が自分の信じた世界に子どもを引き込んではいけない
子育てにおいて愛することがなにより大切

このレビューはネタバレを含みます

途中までおとんがクレイジーすぎると思ったけど、子供たちが今のところ真っ直ぐ育ってる様子をみれば、おとんの教育はある意味ブレなかったと思う。が、しかし何事もバランスが大事だね。家族の絆は本当に感動した。
年長者

年長者の感想・評価

5.0
見たことのない森の中の生活は、見ていてとてもワクワクした。矢やナイフを喜ぶ子供に驚いた。
子供たちが独立していて、父親を救う場面は暖かかったです。
歌もいいし色もいいし、いい映画!


え、アラゴルン?なんだって?
基本、V. モーテンセンの作品はたいてい好きなんだけど、コレは全くノレなかった。いくら「権利章典」知ってても鹿の皮剥がせても、親戚の家に押しかけてその家のルールを守らないのはいかん!「カラマーゾフの兄弟」の前にRESPECT 教えろ!その辺りでモヤモヤしてたら、今度はスーパーで家族総出で盗みをはたらいた。しかも無一文というわけでもないのに。
自分の信念を上手いように押し付けてる父親に思え、この家族が極小規模の宗教団体にしか見えなくて、残念ながら後味の良くない映画だった。腐トマトやIMDbスコアは比較的良いようだけど。
環境も違えば家族のあり方も違う

どんな家族であるかは、一員の意思次第
人生ベストの候補だな…。
最初から最後まで、映像もストーリーも音楽も台詞もキャストも全部全部に満点を捧げたい!
2時間弱の映画なのに、なんだろう、半年分くらいの喜怒哀楽をくぐり抜けたような中身の濃さでしたよ。
声出して笑って、涙べしょべしょになって、怒って、うっとりして、ぐったりですよ。

1917で戦場を駆け抜けたジョージマッケイがめちゃんこ良い演技してます。
他の子役もそれぞれものすごく魅力的。

家族が暮らす森や、スティーブと呼ばれるキャンピングバスも、いちいち一時停止してガン見したくなるワクワク感。

父親と6人の子どもたちそれぞれの中で、さまざまな感情や思考が渦巻いてる。
それが言動として表出して、反発したり融合したりの科学変化を起こす。
家族全員が変化していく。
家族全員が進んでいく!

好きなシーンも好きな台詞も、多すぎて、なんにも言えない。
とりあえず見てほしい。みんな見て!

父親の生き方や考え方には賛否両論あるのはわかる。
他のレビュー読んでても父親批判の意見があって、読むと私が苦しくなっちゃう。
でも、キャプテン(父親)は心から妻と子どもたちを愛してるんだよ。子どもたちもキャプテンとママを心から愛してるんだよ。それで良いじゃん。
人間、誰も正解なんてわからないまま、暗中模索で生きてるんだもん。間違うこともあるよ。

「Captain Fantastic 」って原題が良い。
ラストシーンの静けさがたまらない。
愛しい愛しい映画です。
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