このレビューはネタバレを含みます
劇場で鑑賞。
2016年最初の映画は、ちょっと遅れて今作を。
2015年は、いろんな映画の続編が公開された中、最後に公開されたのは、『ロッキー』のスピンオフ。
正直、『ロッキー』シリーズへの思い入れは少ないのだが、何故か惹かれて劇場で鑑賞することにした。
主人公は、ロッキーのライバルだったアポロの息子アドニス。
愛人の子供って設定が良い。
アポロの正妻メアリー・アンに引き取られて幸せに暮らしているように思えたが、ボクシングをやりたくて家を飛び出す。
行き先はフィラデルフィア。
ロッキーにコーチを頼みに行くが、断られる。
でも、アドニスの情熱にロッキーも折れてトレーナーを引き受ける。
ここからは『ロッキー』シリーズの真骨頂。トレーニングのシーンはワクワクしながら観れた。
アドニス役のマイケル・B・ジョーダンは、かなりトレーニングを積んだと見えて、素晴らしい肉体。
ボクシングシーンも昔の嘘っぽさがなく、迫力があった。
試合前にメアリーアンからあの柄のトランクスが贈られたのにウルウルしかけた。
あのテーマ曲が流れそうで流れないのにそわそわ(笑)
でも、当たり前なのだ。これはロッキーの物語じゃなくアドニスの物語なのだから。
初代『ロッキー』と似たようなプロットではあったが、感動出来る作品だった。
2016-001