GUMI

クリード チャンプを継ぐ男のGUMIのレビュー・感想・評価

4.0
1月1日は元日じゃない、ファーストデイだ…!


今年の映画初めはこちらで。
ロッキーの知識は「エイドリアーン!!」と生卵イッキだけですが格闘技モノ観たくて行ってきました。

自分にチャンネル権が無い環境での大晦日で、格闘技見る隙が無かった反動です。嗚呼、血塗れの曙…




伝説のボクサー·ロッキーが現役の頃にライバルだったアポロ。
その息子アドニスが主役。

詳細は追って過去作にて補填するつもりですが、かつてのライバルの息子をロッキーが指導するとはファンには激アツに違いない。

今作の熱量と、ロッキーシリーズの重厚感を想像すると軽率に胸アツ。(ミーハー自覚アリ)
しかしその全ては終盤の試合に持ってかれるところが大きい。

終盤に至るまでの展開としては違和感の方が多いかもしれない。
「不良じゃなくても強くなれる」と、ステレオタイプでなく新しいタイプの強さを提示してきているものの、彼の強さを裏付けるものが不十分。
あの世界での大きな原動力·基盤=渇望を感じさせる描写が足りない。
ただでさえ、生まれは除いて、育ちは諸事情あって飢えるどころか恵まれた方なんだから 彼のパワーの源については明確に伝えてほしいところ。
詳しく描かないことでこちらに想像させ、深みを出そうとしてるのかもしれませんが。

軽快なテンポ感を守るあまりに、心が動くの早すぎるのも気にはなる。
ジャケットのポッケの冊子バレんの早っ!
ロッキー説得されるの早っ!



そんな細かいところも終わり良すぎてAll right!!

さすがに白黒ハッキリ付ける決着はあまりにも劇的になり過ぎるよなぁ…でもボクシングは白黒着いちゃうしどうすんだ?と無駄に心配してたら、、

こりゃ小粋だねぇ!!!!


存外にリアリティ込みのスッキリ決着で、普段「展開がうまく行きすぎて感情移入できない」とか言っちゃう人にも叩かれ難いんじゃないんですかね。笑


激戦やウォーリアーを観て近頃の格闘技モノはやるねぇ!いい格闘シーンだ!!と唸りましたが、自分にとっては今作はそれらを上回る質だった。
ああいう試合内容なら実際に有り得るよね。

あの対戦相手、ジェロム·レ·バンナに似てる。
無冠の帝王な点は除いてw


距離を縮めた証拠に、ロッキーがアドニスを鼓舞するセリフに痺れた。完璧にツボを掴んでるもんね。
それに応えるアドニスも120点の返しだった。美しい師弟…泣かせるわ。

まだ師匠として、ボクサーとして発展途上な2人のこれからがどうなってゆくのか楽しみでならない。