サムカワ

クリード チャンプを継ぐ男のサムカワのレビュー・感想・評価

5.0
もう最高です!!最高という言葉では表現しきれません!!

僕的にロッキーシリーズは
1……揺るぎない大傑作
2……軽くナメてたらかなり面白かった
3……面白いけど、ちょっと肩透かしを食らった
4……初めて観たロッキー。小学生の頃に観たのに強く記憶に残ってる
5……ラストのカーマイン神父に持ってかれた
ファイナル……1に並ぶ傑作

そして今作クリードは、僕の生涯ベストに入るほど、とてつもない大大大傑作です!!!

やはり冒頭の約20分ほどロッキーが出てこないこともあり、「はやく出てこないかなぁ」と、「ロッキー」を観にきていた自分がいました。

ロッキーがエイドリアンとポーリーの墓を訪れるシーンは泣ける。
そんなことを考えているとドニーと彼女のイチャイチャ開始。

ドニーのシーンのたび、次のロッキーのシーンを待ち望む僕。
ですが、エイドリアンズの厨房でドニーが高らかに相手を倒すと宣言した途端 涙が……

気づけばドニーのシーンこそ楽しみになり、彼女と絡むシーンも最高です。「スカイフォール」の途中で寝るって……お前らw

1回目の試合は、ラウンドごと長回しワンショット。画面内で起きていることの説得力がハンパじゃない。
そしてクライマックスでは、控え室からリングまでをワンショットで見せますが、演者のスキルは立証済みなので、試合はカットを割っています。
昨年の「バードマン」を観たときは、作り手から「ほら全編ワンショット すごくね?」と、ただ技術を見せびらかされているような不快感を覚えましたが、今作でのワンショットはそんなことなく、すべてプラスに働いていました。

また、このクライマックスの試合で、“ワセリンを指にとる”“氷を備える”など、今までにない表現がされていて、感激です。

ロッキーシリーズの楽しみの1つであるトレーニングモンタージュシーンは今回2回ありますが、1回目のロッキーとドニーのキャッキャ感や彼の成長過程に涙。
2回目はバイク部隊とのランニングからの、今までの階段でのガッツポーズにあたるロッキーへの叫びシーンでは、泣くとか通り越して嗚咽がしました。
どうやらトレーニング開始のカーン!というゴングの音とともに音楽がかかれば、涙が出る体質になってしまったようです。

劇伴に関しては、クリードのテーマ曲のキャッチーさと、その刷り込みが見事です!
病気を知り、独り歩くロッキーにはロッキーのテーマ曲の旋律が流れるも、ジャケットを壁に掛け、ドニーと向き合うモードに入るとクリードのテーマ曲に変化。このバランスも好きです。


結果として、ロッキーシリーズのお約束をクリアし、ファンサービスもキッチリこなす。それでいて、またロッキーシリーズとは別のクリードシリーズとしての新たなフェーズの幕開けを見事に成し遂げていたと思います。
そしてもちろんランニングで帰宅です。
ただ夜道 背後から人が走ってくると女性はびっくりするんですね。
以後気をつけます。

追記
2回目観てきた結果 上記のレビューの訂正すべき点を発見
トレーニングシーンは3回ありましたね。
そしてロッキーをセコンドにしてからの初陣では“ラウンドごと”ではなく2ラウンドまるごとワンショットでしたね。
いや~恥ずかしい恥ずかしい。

2回目でも一切飽きず、結局はむちゃくちゃ泣いてしまう大傑作です