怒りの超かぼちゃ王

クリード チャンプを継ぐ男の怒りの超かぼちゃ王のレビュー・感想・評価

3.7
「こんなもんか・・・と思った最終ラウンドの猛攻」

昨年公開されて、かなり評判が良かったので、
ちょっと本当は昨年中に観たかった映画。

元は興味なかったんやけどね。
ロッキー、観た事あるけど、然程思い入れ無いしね。

けど、ちょっとそれを思い直す程の「これいいよ」みたいな感触ね。
imdbでも現時点で8点超えてるしね。

ただ、ちょっとここ数年、劇場行くのが億劫になって、
結局、今年初の劇場映画として行きました。

もう、朝一と夜のレイトショーしかない感じで、
終わりかけだったので空いてるかなと思いきや、
意外と客入りあって、しかも年齢層が結構幅広く。

もっと年配多いかなと思ってたけどね。

さて、映画本編。

映画は、一人の少年が少年院で荒ぶってる所から始まる。

この少年がアポロの子供なんだけど、言わば愛人の子。
ただ、母親は既になくなり、この子が産まれたのも、アポロが亡くなった後。

そこに、アポロの奥さんが登場し、引き取って育てるわけだけれど。

数年後、勉強もし、職にも就いたアドニスだけど、
ボクシングしたくてロッキーの元へ。

正直な話を書く。

序盤から中盤、終盤付近まで、個人的に、あくまで個人的に、
ストンと腑に落ちなかった。

なんだろうね。

まず、アドニスが愛人の子って分かり辛かった。
ボクシングに傾倒する心根も分からなかった。
階下のDOQN女に惚れる意味も分からなかった。
ロッキーが、なんで受け入れたのかもあんまり伝わらなった。
なんでこいつ等喧嘩してんのかも分からなかった。

いや、全部が全部、全く分からないわけじゃなく、
なんだろ、ちょっとずつズレるっていうか、感覚が違う。

結局、親無しで始まったけど、金持ちに引き取られて、
勉強もできて、いい会社にも就職できて、
けど、ボクシングやりたいから会社辞めて、色々あっても、結局伝説のロッキーにコーチング受けてさ。
2戦目でタイトル戦ですよ。

しかも、簡単に女釣って、分けわからん喧嘩して。

ロッキーとのやり取りもそうやけど、最初ゴネる割には、
案外簡単に受け入れるんやなと。

なんか、ちょいちょい、感覚からズレてく感じがあって、
結局、最後の試合まであまりのめり込めず。

けど、映画の流れ的にも、尺的にも最終ラウンド。

きましたね。

いまいち、よくわからなかったアドニスの中身が伝わってくる一言。

その一言で一変。

ググッとね、評価が上がった。

結局、前中盤から、後半、終盤直前まで、アドニスって人の中身も、
ロッキーの中身も何も伝わらなった。

そこには、彼らの弱さが無かったから。

結局、アドニスも血統的に強くて、才能もあったわけで、
人脈も強くてロッキーにコーチ受けて。

シンデレラボーイ否定できない流れ。

天邪鬼やからさ、私。

そこに共感する所が無かった。

けど、最後の一言で、境遇の意味が変わる。

そこから、ほんとラスト数分は面白かった。

ただ、それやったら、最初からその路線でアドニスを追込めって。

ロッキーに頼るんじゃなく、ロッキーが手を差し出す形にしろよと。

すっげ惜しさはある。

けどまぁ、終わりよければすべてよし。

ええんちゃいますかね。

ま、今年初の劇場。基準としては丁度いいのかもしれん。
今年は、もうちょい映画に行けたらいいけどね。

徒歩でTOHOシネマズあるから、気力次第なわけだけれど。

追記。

言い忘れてたけど、隣に座ったねーちゃんがメチャ泣いてたから、泣けるいい映画なんだと思う。
ワイが天邪鬼なだけで。