ことのは

クリード チャンプを継ぐ男のことのはのレビュー・感想・評価

4.0
【「ロッキー」新章、始まる。】

ロッキーの対戦相手の息子と、年老いたロッキーがタイトル戦に挑むお話。

第3作(主演のマイケル・B・ジョーダン監督なんだ!)が公開される前に、まだ観ていない第2作を観ようと(こないだスタローンを『クリフハンガー』で観たのもあり)、この第1作から鑑賞。

『ロッキー5』(1990年から)から30年後のロッキー。
この『クリード チャンプを継ぐ男』本当に脚本が秀逸で、ロッキーとボクシングを始める若者との距離の縮め方や、きっとロッキーファンは喜ぶんじゃないかな?というさりげないロッキーへの気配り。

ロッキーのテーマ曲を流すのを溜めておいて、最後の試合でテーマ曲を流す鳥肌物のタイミング。
最後の試合は、ボクシング映画としても素晴らしいカメラ割りにおもわず力が入る展開。試合結果もラストシーンも、映画全体で上品に『ロッキー』の後日談として完成された映画でした。

第2作を家で観て、最新作は劇場でリングでの試合を観戦しよう。
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