はま

クリード チャンプを継ぐ男のはまのレビュー・感想・評価

3.9
スタローンがアカデミー賞にノミネートされてたから、っていう理由でなんとなく興味を持ってただけで、元々『ロッキー』のファンだったわけではない。

過去シリーズは『4』だけドルフ・ラングレン目当てに観ているという偏食ぶりで、その時のレビューもまぁ中々ヒドイ(ロッキーを観る気がゼロ)←

そんな私が今作を観て100%楽しめるかどうか若干心配でしたが、なんて杞憂だったんだ。
も〜〜ポロポロ泣きましたわ(;▽;)

クライマックスのシーンだけじゃなくて、途中途中でもウルっとくるところが何回かあって、それは多分ストーリーのせいというより主演のマイケルの演技のせいかなと思ってます…。

生い立ちから色々と背負ってきた主人公のくせして、言いようによっては寡黙なタイプで全てを内に秘める節のある奴…
そんな彼が何を思い、どんな気持ちで喋っているのかと考えるだけで、彼の代わりに私が泣くという状況←

良い子だわ、アドニス・ジョンソン・“クリード”!

シリーズときちんと観ていれば小ネタが面白い、とあって、私のレベルでもこれだけ楽しめたんだからシリーズのファンにはたまらないだろうなぁ…

でもあまりにも有名すぎるシーンのオマージュは誰でも分かる気がする、って思えるのがすごい。
改めて『ロッキー』の偉大さを感じる映画。「伝説はお前の横に座る男だろ」

中に本物のボクサーが出演しててビックリ!
でもマイケルの役作りも十分ビックリ。


マイケル・B・ジョーダンと言えば、このライアン・クーグラー監督にかなり気に入られてるんですね(笑)
だいたいマイケル起用しとるやんけ!
はま

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