スタローンがアカデミー賞にノミネートされてたから、っていう理由でなんとなく興味を持ってただけで、元々『ロッキー』のファンだったわけではない。
過去シリーズは『4』だけドルフ・ラングレン目当てに観ているという偏食ぶりで、その時のレビューもまぁ中々ヒドイ(ロッキーを観る気がゼロ)←
そんな私が今作を観て100%楽しめるかどうか若干心配でしたが、なんて杞憂だったんだ。
も〜〜ポロポロ泣きましたわ(;▽;)
クライマックスのシーンだけじゃなくて、途中途中でもウルっとくるところが何回かあって、それは多分ストーリーのせいというより主演のマイケルの演技のせいかなと思ってます…。
生い立ちから色々と背負ってきた主人公のくせして、言いようによっては寡黙なタイプで全てを内に秘める節のある奴…
そんな彼が何を思い、どんな気持ちで喋っているのかと考えるだけで、彼の代わりに私が泣くという状況←
良い子だわ、アドニス・ジョンソン・“クリード”!
シリーズときちんと観ていれば小ネタが面白い、とあって、私のレベルでもこれだけ楽しめたんだからシリーズのファンにはたまらないだろうなぁ…
でもあまりにも有名すぎるシーンのオマージュは誰でも分かる気がする、って思えるのがすごい。
改めて『ロッキー』の偉大さを感じる映画。「伝説はお前の横に座る男だろ」
中に本物のボクサーが出演しててビックリ!
でもマイケルの役作りも十分ビックリ。
マイケル・B・ジョーダンと言えば、このライアン・クーグラー監督にかなり気に入られてるんですね(笑)
だいたいマイケル起用しとるやんけ!