ロッキーシリーズと並ぶかそれ以上の面白さを持つ作品でした！
あくまでも新たな物語で、ロッキーのライバルであり親友のアポロ・クリードの息子アドニス・クリードの闘いを描く作品です。
ロッキー第1作に重なるような熱いスピリットがここにあります。偉大なる父の影、愛人の子であるという事…だからどうした！俺は俺だ！と自分が自分である事の証明の為に闘う姿に感動しました。
またロッキーの病との闘いの物語でもあり、俺たちの永遠のチャンプロッキーの闘病姿は心にきますね。スタローンの老人役が最高でした。
ボクシングシーンも相変わらず最高です。今回は４つの闘いが描かれてますが、各試合毎にアドニスのボクサーとしての成長が見られて面白いです。
特に最後の試合はアガります。ラストラウンド開始前にロッキーがアドニスに語りかけてからの、デッデーデデデーデデデーデデデーとテーマが流れてくる時には涙が止まりませんでした。
各所にロッキーイズムを感じさせつつ新時代の風を吹き込む最高の幕開けをした一本だと思いました。
