いめーじ

エイリアン:コヴェナントのいめーじのネタバレレビュー・内容・結末

エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

ジェームズ・フランコ出オチ。

双子シーンって2017年でも別に新しくないから、並んでじっくり見せられてもダルいんだよな。
軽率な行動から命を落とす隊員ばかりなのは普通におもしろくないけど、人類は愚かで情けない存在だと思い知らされることがテーマみたいなもんなので納得はできる。

背中からドバーッと出てきたりプカプカしてる生首は良いシーン。

モンスターパニックとサイコスリラーのハイブリッド映画で格闘アクションもあったけれど、いちいち長ったらしい編集だったし、『プロメテウス』以上のものを描いているわけでもない。

人間に創られたアンドロイドが滅亡寸前の人類を内心見下してたり、被造物の身でありながらクリエイターとして人間を母体に新たな生命(エイリアン)を創り上げていたのは良かった。
これぞ人類の…力を持ちすぎた下等生物の末路って感じで好き。

AIが職を奪うんじゃないかと話題になる昨今、アンドロイドに創造を禁止する設定を付けてたのは興味深かったし、人の存在意義すら奪うのもクールだった。