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エイリアン:コヴェナントのIdeonのレビュー・感想・評価

エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)
3.5
移住惑星を目指して航行していたコヴェナント号は、惑星爆発の振動波を受けて故障し、船長を含む十数名がコールドスリープから目覚めて、船体修理に当たることになったが、作業中に正体不明の電波を受信する。調査の結果、電波はある惑星からのもので、そこは地球によく似た移住可能な惑星だった。あまりの条件の良さに、船長は目的地を変更して、その惑星を調査に出かけたが、降り立ったクルーが原因不明の病で苦しみだす。そして、身体を食い破って現れたのは何と……。というお話。
終始ボカーンだった前作「プロメテウス」よりはマシだが、まあ、標準的な出来。見どころはマイケル・ファスベンダーの怪演。ジェームス・フランコ、ノオミ・ラパスはクレジットされているが、刺身のツマ扱い。キャサリン・ウォーターストンは女性度が高すぎて、こんなタフな主人公には向いてない感じがした。久しぶりのリドリー・スコット演出のエイリアンだったが、思い返してみると、一作目もそれほどテンポの良い作品ではなかったかなと思う。この作品も前半がややもたつくのが欠点だ。
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