龍じん

エイリアン:コヴェナントの龍じんのレビュー・感想・評価

エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)
4.0
レイトショーにて鑑賞。
『プロメテウス』観てないと???な作品です。意外と『プ』がエイリアンものだと認識してさえいない人も多かったりしますし、『プ』で消化不足だった部分も本作で補完できるので、両作品共にの鑑賞をオススメします。

本作はエイリアンが主人公というよりは、人造人間の自我の存在意義みたいなモノが中心で少々哲学的要素が濃すぎる気もしましたが、オチも含めて観客を納得させるには必要不可欠な要素だったのかなと。個人的にはナルホドと思ってしまいました。

宇宙空間の移民船やブリッジ、降り立った惑星の遺跡等々、無印『エイリアン』と大して変わらんB級な描写が逆に好きです。あえて安っぽく作ってんのかなぁ?

エイリアン本体は俊敏かつ残虐でスプラッター好きの方なら満足出来る仕上がり。30年経っても色褪せないデザインはモンスターキャラの金字塔たる風格。故ギーガーはやはり偉大です。しっかし時代は変わってもエイリアンはあいもかわらず強過ぎ。なかなか死なないし…っつーか弾当たんねー。人間が勝てる気しませんね笑。
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