感情が言葉に、言葉が思想に、思想が思念に、思念が祈りに、そして宗教に。
人間が創り出したレプリカント。
無機質な筈の模造有機体が、創造主となる。
そして、彼の創造主である種を襲う。
「プロメテウス」を経てシリーズ6作目にして、人間の歴史が永遠に繰り返す愚かな行為に対する新たな提起を行なったようで感慨深い。
リドリースコットが、「ブレードランナー」を手放しても、今シリーズのテーマの拡散性とギーガーとの交配で作り出した生命体に深い愛を示すのは当然かも知れない。
船員がアホでも、主人公の戦闘スキルが高過ぎても、よきかなよきかな。
ファスベンブラザーズのセメントマッチにアガった。
途中放たれるニールキックは、マッスルブラザーズの片割れキン肉マングレートのそれをオマージュしたに違いない!
劇場鑑賞88本目