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エイリアン:コヴェナントのkoyaのレビュー・感想・評価

エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)
4.0
『エイリアン』の第一作目は1979年だそうです。私は高校生でした。
こうして考えると、リドリー・スコット監督(だけではないのでしょうが)が創造したエイリアン・ワールドの息が長いこと、長いこと。

この映画は2012年の『プロメテウス』の続編であり、『エイリアン』一作目の前日譚である、という、なんか『スター・ウォーズ』にしてもねぇ・・・とにかく息が長いということは、そうある訳でなく色々と脚色する余地やのりしろたくさんある数少ないシリーズです。
もう、のりしろシリーズ。

コヴェナント(Covenant)というのは、聖書では「神との契約」という意味で中国では「契約」というタイトルになってました。

よく出来た映画ではありますが、やはりね、一作目のドキドキ感、ビックリ感が薄くなって「こうなるんだよねー」ってすれっからしの観客な私。
でも、今回、アンドロイド=エイリアンの攻撃対象にはならない、生命体ではない存在があるから、そちらが見どころ。

創造された者が創造主を超えられるのか・・・といった問いはいかにもキリスト教国ですわ。
『エイリアン』にも出てきた水飲む鳥のおもちゃが、ちゃんとこの映画にもちらっと出てきますよ、伏線なのでしょうね、チェック。
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