NAOKI

エイリアン:コヴェナントのNAOKIのレビュー・感想・評価

エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)
4.0
40年くらい前、私の映画趣味を決定付ける2本の映画がありました。「ブレードランナー」と「エイリアン」どちらも作ったのはリドリー・スコット。

くしくも去年、この2本の映画の末裔を観ることが出来ました😁
その2本が妙に似通ってるというのも興味深いですね~💦。

この映画、もはやエイリアン映画ではないです😁
確かにエイリアンは出てきます。クライマックスには人類とエイリアンとの戦いも…しかしこれは前作「プロメテウス」がエイリアンの前日譚といいながら全然エイリアンが出てこないことにファンが激怒したために「ハイハイ今回はチャンと出しますから…」と出したに過ぎず、これは見てわかる通りアンドロイドであるマイケル・ファスベンダーの映画であることは明らか😁プロメテウスのさらに前を描くオープニングから素晴らしかったですね。

じゃあ、リドリー・スコットは40年も前からブレードランナーとエイリアンシリーズで何を描こうとしているのか?

それは「アンドロイド(レプリ)の恋」です😁

デッカードとレイチェル、アッシュとリプリー(レイプ未遂!)、ロイ・バッティとプリス、Kとジョイ、デヴィッドとショウ博士、そしてこのコヴェナントのダニエルズとウォルター(全部わかる人、病気ですよ💦)

このじじぃはグロテスクな未来や宇宙でありえない切ない恋ばかり描いている変態です😁

ブレードランナー  2019年
ブレードランナー2049 2049年
プロメテウス     2093年
コヴェナント     2104年
エイリアン(一作め)   2122年

つまりすべては来年からほぼ100年間の話なんですが…あと、100年の間にアンドロイドは恋する人の夢を見るか?って話なんですね💕
NAOKI

NAOKI