さす池

エイリアン:コヴェナントのさす池のレビュー・感想・評価

エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)
1.0
「SFパニックモノは多少駄作であろうと宇宙というスケールの大きさと、神秘的な映像だけである程度までは楽しめる」だとか、「エイリアンは珍しく続編まできちんとウケる作品だった」という潜在的な期待はとりあえずすっきりと裏切る退屈な作品であった。
『プロメテウス』と比較したくなるんだけれども、あれも記憶にそんなに残らない作品だったので最早比べようが無かった。
そもそもエイリアンってどこからきたの?どうやって繁殖してきた?という根本的な疑問に答えをもたらす『コヴェナント』。荒廃した地球から他の惑星への入植を試みる人類によって作り出されたファスベンダー演じるイケメンサイボーグが、創造主である人間よりも優れた種としてエイリアンを見出し反旗を翻すというストーリー。サイボーグなのに愛だの優しさだの語り過ぎて最早リアリティは0。ただの人間じゃねーか!シリーズ2作目のビショップの素晴らしさったらなかったわよ、このスットコドッコィ…と泣きたくなる。

ところでジェームズ・フランコーがソッコーで焼かれてんの何なの??友情出演?

やっぱり、後付けで過去にさかのぼる映画は難しいですね。
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