エイリアン:コヴェナントの作品情報・感想・評価

エイリアン:コヴェナント2017年製作の映画)

Alien: Covenant

上映日:2017年09月15日

製作国:

上映時間:122分

3.5

あらすじ

巨匠リドリー・スコットが描く 全世界待望の『エイリアン』最新作が遂に始動! 人類の植民地を探す宇宙船コヴェナント号 聡明な女性主人公ダニエルズらが降り立った星には……。 “宇宙の楽園”が恐るべき真の姿を現したとき、私たちはかつてない驚きと衝撃に満ちた新たな神話の目撃者となる!

「エイリアン:コヴェナント」に投稿された感想・評価

みん

みんの感想・評価

3.5
キモチワルさ、後味の悪さ完ぺき

哲学チックな雰囲気も好きでした

エイリアンとにかく気持ち悪いのに魅力がちょっとわかっちゃうのは、あのフォルムに数学的な美しさがあるんだろうか…

謎のBL風味と大量のヴォルデモートみたいな生物、エイリアン誕生の瞬間のバンザイポーズは笑ってしまう

デヴィッドとウォルターの心理戦もっと見たかった!
進化の代償…

ある惑星の邸宅。
主人と1体のアンドロイドは窓の外を眺めながら人類について語り合っていた。
やがて主人は息を引き取りアンドロイドは1人歩む…
地球から人類移住計画を担い、植民地となる星を目指して旅をする1隻の宇宙船。
トラブルによりクルーを失うも目的地を目指している途中、ある惑星から信号が送られていた。
解析によりその惑星は目的地よりも人類に適しているのではと判断し、探索することに。
降り立った数名のクルーは「ここなら…」と思うが、違和感を感じていた…生物の気配が無い。
洞窟内で踏みつけたモノから発せられた黒い粒子により体調不良を訴え始めた数名。
介抱の最中、絶望が産まれる…
その生物は俊敏且つ獰猛、次々にクルーに襲いかかる!
降り立つ地を間違えたのか、それとも…

プロメテウスの続編であり、エイリアン1作目へと繋がる物語の一部。
冒頭に前回出てくるアンドロイドが今作の波乱を思わせる。
探索クルーをカップルに登場人物達の信頼関係を強く位置付けるやり方は、土壇場においての心情の在り方を残酷さを増すためエグい◎
生物の敵として出てくるゼノモーフの成立ちが、まさか!そんな!ってガクガクしてましたw
神出鬼没に迫り来る緊迫感がより恐怖を高めていて、グロシーンも程スリラー要素が高めで面白かった!

生物の起源を目指すのはまさに神の領域かもw(無神論者)
クルー、危機管理能力無さすぎ。
プロメテウス
復習して観るべきだった
備忘のために:

- なるほどね。たしかにこの作品は『エイリアン:プロメテウス』を見てから観るのがよいのかもしれない。けれど単独でも十分に楽しめる。シェークスピアの『テンペスト』、あるいはポーの『アッシャー家』のような見事な構成。エイリアン・シリーズの最新作は、はっきりと、古典的なゴシックホラーへと回帰している。

- 前作の宇宙船「プロメテウス」号は、天界の火を盗んで人類に与えた神の名前を持つ。そこに、「エンジニア」と呼ばれる知的に進んだエイリアンの技術(すなわち神の火)を人類にもたらされることが示唆されていた。

 では今回の宇宙船の名前「コヴェナント」(Covenant)とは何か。明らかに旧約聖書の「契約の箱」(Ark of the Covenant)来ているのだろう。契約とはモーゼが神と結んだもので、神の指示どおりに作られたのがアーク(聖櫃)ということになる。ただし、ここで問題になるのは宗教というよりは技術。問われているのは「誰がそれを作ったのか」なのだ。

- イアン・ホルムの皮膚から流れ落ちる白い体液に驚いて以来、エイリアン・シリーズに欠かせないのがアンドロイド。ここでは前作に続いて登場するマイケル・ファスベンダーが圧倒的。なにしろここではデイヴィッドとウォルターという2人(2体)のアンドロイドを演じ分けてくれるだけではない。あの驚くべきフルートのレッスンシーンなんて、断然、映画史に残るはず。
 たとえばネットでこんな秀逸なコメントがあったので、以下に訳出しておきたい。「デイビッドは、兄弟にフルートを教えるシーンで、ウォルターの野心を測るための簡単なリトマス試験を行ったのだ。デイビッドは、ウォルターが野心を持たないと気がつくのだが、それを、自分だけが神であることの証明だと解釈する。しかし、それが皮肉な事実であることに気がつくことができない。すなわち、神を演じたいという燃える想いが、なによりも人間的な資質であり、さらに逆説的なことには、それは、歴史の偉大なナルチシスたちの多くの破滅の原因だということに気づかないのだ。このシーンは、ひとつのすばらしいミクロコスモスとして、生命の創造は神の存在と同じか否かという問いを描き出す。そしてその問いは、このエイリアン・シリーズに、ますます大きな影を落として来ているというわけだ」
(by Jack Carr : https://moviepilot.com/p/alien-covenant-walter-david-michael-fassbender-homoerotic/4272846)

- ディヴィッドとウォルターの双子のアンドロイドについては、映画を見終わっても釈然としないところが多い。まあ、『ブレード・ランナー』のリドリー・スコットだから、おそらくは本人もよくわからないまま、ある種の本能にまかせて物語をつむぎだしているというのが、きっと本当のところなのではないだろうか。

- それでも、ゴシックホラー的舞台となる「エンジニア」の神殿の廃墟から走り出して来たのが、デイヴィッドとウォルターのどちらだったのか、どうも釈然としない。どんでん返しなのだけれど、見た目のどんでん返しの裏側で、べつのどんでん返しが起こっていたのではないか、なんてついつい思ってしまうわけだ。

 なにしろ『ブレード・ランナー』では、レプリカントを処分するはずのデッカードには、じつは彼自身もレプリカントだったのではないかという疑念がつきまとってきたではないか。そう考えると今回もまた、デイビッドはウォルターだったのか、それともウォルターがデイビッドなのか、なんとも楽しく悩むことができるというわけだ。それにしても、そんなアンドロイドのツインを演じるファスベンダーの楽しそうなこと!

- 今回の収穫はキャサリン・ウォーターストンかな。彼女がガラス越しに見せる表情がすばらしい。最初と最後のサイロスリープのガラス窓からの向こうで見せた苦悶の表情。そして宇宙服のヘルメットの向こうから見せたあの笑顔。そんな表情の数々はまさに映画の核心的なイメージであり、そこに命を吹き込んだのがキャサリンなのだ。

- 最後に、おそらくリドリー・スコットが準備してくれているであろう「エイリアン:コヴェナント2」の目的地「オリガエ6」(Origae 6) という名前について。検索をかけてみると「Origa, origae,」とはラテン語で「御者、花婿、馬丁、舵取り」などの意味があるらしい。となると、この「花婿」「御者」「舵取り」「馬丁」とは、誰のことなのか?

いやあ気になる。ファスベンダーはもちろん、キャサリン・ウォーターストンがどんな表情を見せてくれるか、じつに楽しみだ。それに次回作では、もしかすると、あの目に焼き付いている「エンジニア」の神殿での大虐殺シーンにいたる空白についても、なにかが語られるかもしれないではないか。

「はやくできないかな」「はやく来ないかな」なんて
ドキドキしながら待っている、この幸福よ、
終わって欲しくないけど、はやく終われ!
映像も綺麗だし、面白かった。

リドリースコット、今や才能も枯れ果てて名義貸しで小銭を儲けるだけの老人だと思ってたら、そんなことなかった。ごめんね。
KASIWANOHA

KASIWANOHAの感想・評価

3.4
自分的には合格点だと思います
創造の謎は解かれたって感じですかね・・・
もう少しドロドロさせてほしかったかな、まぁ簡略化した?ではあるけれど

キャサリン・ウォーターストンは可愛よいですね
まい

まいの感想・評価

3.2
「唯一重要なその問の前では、まるで無意味だ」


前回の『プロメテウス』も今作も、エイリアンというより、アンドロイドの暴走といったところでしょうか。『プロメテウス』に比べて、エイリアンの起源が分かってよかった。

ジェームズ・フランコの無駄遣い、ヒロインの可愛くなさには驚きだった。
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