とこちゃん

山の音のとこちゃんのネタバレレビュー・内容・結末

山の音(1954年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

メモ

素晴らしい
無駄がなく
生きているものしかうつっていないような
淡々と冷酷で暖かい人の感情が行き来してる感じ。

どの登場人物にも無駄がなく引き立っていて、どんな人間なのか立ち振る舞いや身振り手振りで伝わる。

はっきりと物事をきちんと進めないから、こちらがいいらしい、なんとも言えない怒りや悲しみに襲われる。

ラストには女性として救われた気持ちになった。が、夫の苦しさをも見てやりたかったと思うまでに没頭した。
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