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マシンガン・ツアー リトアニア強奪避航のrage30のネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

リトアニアで足止めされる、現金強奪犯の話。

「素人犯罪集団が引き起こす、ドタバタコメディー」という感じで、まぁ次から次へと新しい事件が起きるので、飽きずに見る事は出来ました。
ノリとしては『ハングオーバー!』に近く、勢い重視のおバカ映画が好きな人なら楽しめる事でしょう。

ただ、「これが面白いか?」と言うと微妙なところで、ギャグは下ネタばっかだし、各キャラクターの人間性や関係性が描かれないので、ドラマ性は希薄。
タランティーノ的な群像劇をやりたかったのかもしれませんが、メインの4人は一緒に行動させて、彼らの成長や友情を描いても面白かったかもしれません。

それにしても、本作でのリトアニアの描かれ方が酷くて、心配になってくるレベル。
性的なモラルがブッ壊れた人ばかりだし、警察は腐敗し、治安も悪いと。
国から抗議されても、おかしくない内容なのですが、監督がリトアニア人という事で許されているんですかね?
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