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劇場版 ムーミン谷の彗星 パペット・アニメーションのKUBOのレビュー・感想・評価

3.0
先日「ムーミン パペット・アニメーション展」を見て興味を喚起されたので「劇場版 ムーミン谷の彗星」を鑑賞。

「KUBO」みたいに「どうやって撮ったんだろう?」と思うほど精緻なストップモーション・アニメではなく、手足とかは平面の布地だったり、ゆーるゆるのパペット・アニメーション。

まあ、ムーミンって、元々そんな感じだから、よく合ってて味がある。

ムーミン谷に彗星が迫り「すわっ、地球最期の日か?」という設定でのゆーるゆるアニメ。

「天文台に行ってきたい」というムーミンたちにイカダを作ってあげて、「〜日までには帰るのよ」「気をつけてね」と言って送り出すムーミンパパとムーミンママだが、イカダはすぐに滝に飲まれて大破! おい! 下流に滝があるならイカダで出すか?

そして帰りは楽しく歩いて帰ってきたムーミンたち御一行。おい! 歩いて行けるなら、なぜ往きはイカダ? 突っ込みどころ満載です。

スナフキン、ジャコウネズミさん、スニフ、スノーク、ノンノンなどなど、おなじみのメンバーが勢ぞろいですが、なぜか「ミー」が出てこない! うーん、残念!

ストーリーらしきものはあまりないので、途中からダレますが、奥さんに聞いたら「ほぼ原作通り」とのこと。

ムーミン谷の世界に、のんびり浸りたい人向け。子どもとマニア向きです。
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