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トゥー・ムーンのtakのレビュー・感想・評価

トゥー・ムーン(1988年製作の映画)
2.7
ザルマン・キング監督は、エロティックラブストーリーの名作「ナインハーフ」のプロデューサーだった人。確かに美しくて印象に残る映像の作り込みと、音楽の使い方になかなかのセンスを感じた。でも、フィルモグラフィーを見る限り、エロしか撮れない人でもあるようだ。

ヒロインを演じるのは、「ツインピークス」のシェリリン・フェン。観る前にマリリン・モンローみたいと聞いたが、マドンナのコピーに思えた。彼女が演ずるのは大富豪の娘。親の勧めで釣り合いのとれる資産家の息子との結婚を控えているけれど、ワーキングクラスの男性に一目惚れして、彼との行為に溺れていく。男を排除しようとする親、失いたくない娘。岐路に立たされた彼女が選ぶのは…。なんとも贅沢な大人のお伽話。

婚約者役は、「エンドレス・ラブ」でブルック・シールズの相手役だったマーチン・ヒューイット(懐)。脇役に大好きだったクリスティ・マクニコルが登場したのに感激。子役にミラ・ジョヴォビッチ。PARCOのCMに出演してた頃だな。
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