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アリスのままでのfinancierのネタバレレビュー・内容・結末

アリスのままで(2014年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

アリスが記憶を失うと共に、気色も失っていく表現が見事。
聡明な人ほど進行が早く、周囲の人の感じる落差も大きくなる残酷さ。

アリスの自覚としては、聡明さが失われた自分はアリスではなかった。
夫も、結局のところ、そうだったのかな。
(すごく、ええー…となった。)

娘にとっては、ずっと、ずっと、ほんのわずかな名残を感じとることができるなら、アリスは、アリスのままだったのかな。

アルツハイマーは原因物質が見えているだけに、もどかしさがある。
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