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ボーダーラインのaikaのレビュー・感想・評価

ボーダーライン(2015年製作の映画)
3.3

麻薬組織vs警察。日本で生まれ、生活している私にとっては無縁にも思える題材。
メキシコ怖い・・・という気持ちと、BGMが少なく緊張感が続いてこれはリアルなのかと物語に引き込まれました。

FBIの誘拐即応班の隊長を務めるケイトは、そんな麻薬組織撲滅班に引き抜かれ、善と悪の国境(ボーダーライン)に悩まされる。上手い邦題をつけたなぁ、嫌いじゃないです🤔警察の裏側とか、復讐とか、色々ごちゃごちゃしてしまい、主人公が土地から周りの人たちから置いてきぼり感なのが可哀想でしたが・・・。

初っ端から中々インパクトのあるお家が登場し、ケイトが向かうメキシコのフアレスも中々にクレージーでインパクトのあるお出迎え。危険な任務であることが観客側にも終始伝わってきて、終盤の暗視カメラの映像も印象的◎
デル・トロ演じる寡黙な男が最初から怪しいオーラ漂っていたから、ずっと疑いながら観てしまっていて展開には驚きを感じませんでしたが彼の渋さに痺れました( 笑 )

何が正しくて何が悪いのか、誰が味方で誰が敵なのか。こういう映画を観ると軽く人間不信になります😂
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