NAOKI

ボーダーラインのNAOKIのレビュー・感想・評価

ボーダーライン(2015年製作の映画)
3.9
春になってポカポカ陽気の午後電車に揺られてると…映画の観すぎで睡眠不足のせいかウトウト…
何か夢でも見たのか突然体がビクン!脚が「ザシュッ!」
慌ててヨダレを確認しながら周りを見渡すと、JKとかが目を合わせないようにしながら
「あのおやじ…ピョコンって…クスクス」とか笑いあってる感じ…恥ずかし~😣💦

「メッセージ」
「ブレードランナー2049」
この2本のSFで世界中の映画ファンの注目を集めたドゥニ・ヴィルヌーヴ…
この2本の前に撮ったのがこの「ボーダーライン」
アメリカ・メキシコ麻薬戦争のお話でFBIの特攻隊長?のエミリー・ブラントが主人公。

こう聞くと…ハイハイよくありますね~😁若き女性捜査官が男どものなかで挫折も味わいながらも成長していくアクション映画…タイトルの「ボーダーライン」は国境と善悪の境界というダブルミーニングかぁ…なんてね😁

全然違います😁💦まず原題は「SICARIO」メキシコの言葉で「暗殺者」を意味するみたいな説明が映画の冒頭に出ます。それからはもうちょっとシュールな雰囲気すらたたえた画面…SFみたい💦

ストーリーにはもう触れません。

ただおれがこの映画に一気に持ってかれた場面😁

エミリー・ブラントが初めてベニチオ・デル・トロと出会うプライベートジェットの機内。

デル・トロ寝てます。エミリーが見るともなく眺めている。手が無意識にゆらゆら動いている。
そうです…ここで最初に私が大恥をかいた「ザシュッ!」
デル・トロ様の世界一の「ザシュッ!」が見られます。
これを映画で見たのは初めてのような気がします。
「大丈夫ですか?」
あまりの「ザシュッ!」に驚いたエミリーが聞くと
「アイム・ファイン」大丈夫だと言うんですが目は完全にイッテしまっててこの映画の闇を一発でわからせてくれる名シーンだと思います😁💦

とにかくデル・トロ…銃を構えてメキシコ語で呼び掛けます
「コンパースコンパース…ピストーラ」
なんか…すごいです💦

さぁ…電車で恥ずかしい思いをした私はなんとまたウトウト…
駅に着いたとき2度めの「ザシュッ!」
JKたちは果たして笑いをこらえることが出来るのか?😁💦
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