どいすけ

ボーダーラインのどいすけのレビュー・感想・評価

ボーダーライン(2015年製作の映画)
4.0
悪は終わらせられるのか。
その結末は正義なのか。

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督のタッチで、正義と悪のボーダーラインを問う。この作品で描かれた復讐劇は、長く続く戦いのほんの一部の出来事で、その後の連鎖を想像すると心が重い。

復讐者アレハンドロの行動は、プリズナーズの父親ケラーを思い出させる。

表情、声色、音の迫力で、終始気持ちがざわつく。ほんとにこの監督はすごい。
どいすけ

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