FBIの主人公がメキシコの麻薬カルテル殲滅作戦に参加する話。
恥ずかしいことに世界情勢に無知なのでよく分からない所もあったけど、映画全体を通しての緊迫感はビシビシ伝わってきた。
そしてメキシコのやばさ。死体が街中にぶら下がっている様は21世紀とは思えなかった。でもメキシコではそれが当たり前。銃声の鳴る中で少年たちがサッカーをしている、そんな歪さが当たり前の世界。恐ろしい…
「ボーダーライン」というタイトルは「国境」という意味だと観る前は思っていたけど、観終わった後では、善と悪のボーダーラインという意味もあったんだなと。
ほんとにお前らCIAなのかと思うほど過激にカルテルと戦っていく訳だが、巨大な悪と戦う為には少々の乱暴さは必要になってしまうのかな。
平和ボケした私には衝撃的な作品でした。