イライライジャ

ウェイターはつらいよのイライライジャのレビュー・感想・評価

ウェイターはつらいよ(2005年製作の映画)
4.5
どストライクに好みの映画だった。
『クラークス』『エンパイアレコード』同様に、レストランでのバイト中の1日を描いた傑作青春コメディ。
研修初日の新人を通して、働き方の異常さを目の当たりにする。
ライアンレイノルズを筆頭に、ジャスティンロングやアンナファリス、新人役には『フリークス学園』のギークスなサム役ジョンフランシスデイリー。

『エンパイアレコード』を何倍も下品にして、更に好き勝手した作風。
登場人物のキャラもクセも濃すぎるから全員好きになってしまった。

スタッフ間で唐突に始まるチンポ見せゲーム。
クソ客の飯には、唾吐いてチン毛入れてチンコ擦りつけてフケをかける最高の対処法。
ラストオーダーギリギリに入る客のステーキはわざと床に落とす。

ここまでしないにしろ、飲食店経験者は超共感できるし超笑える。
アメリカ人からしたらほぼ正確に飲食店でのバイト中を現しているらしく、日本人より遥かに共感出来るんだとか。アメリカやべえな。
正直私が働いてた店でも、クソ客の飯はちょっとだけ勝手に食って提供したり、床に落としたの提供したり、ホコリまみれのストロー刺して渡してた。
知り合いはゴキブリやネズミと一緒に揚げた料理をクソ客に提供してた。

この映画を観ると、絶対に接客係を怒らせたらアカンと良い教訓になるので、是非ともクソ客は観てほしい。