1895年(明治28年)
有料公開した世界最古の映画
駅に列車が入ってくるだけだが、当時の人々にとって衝撃的なものだったらしく、映写会場から逃げ出した人もいたそうな…
1895年を振り返ってみましょう。
Wikipediaで調べたところ、ベーブ・ルースが生まれて、下関条約(日本と清の講和条約)が結ばれた年らしいです。まだ日露戦争や第一次世界大戦が始まる前ですね。日本が民主主義の近代国家として成り立った明治維新後に初めて戦争に勝ち、列島が沸き立っていた頃です。『坂の上の雲』での司馬遼太郎の名文句がぴったりの時代でしょうか。
「上っていく坂の上の青い天に」
「もし一朶の白い雲が輝いているとすれば、」
「それのみを見つめて」
「坂を上ってゆくであろう。」
…的な^^;
時代を感じさせます。今では3D、VR、8K、4DXなんてものがある。たった100年ちょっとでここまでの差が出るとは。2118年はどんな映画が撮られているのか。想像を絶する世界でしょうね。長生きしたいものです。
『坂の上の雲』オープニング
https://youtu.be/sqhCtr15FQE