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地平線のキックオフのAQUAのレビュー・感想・評価

地平線のキックオフ(2013年製作の映画)
3.7
エチオピアの孤児の少年アドマス・アマレはサッカー選手になって貧しい生活から抜け出すことを夢見る少年、孤児院を抜け出しゴミを漁りながら靴下と盗んだ革で作った手製のサッカーボールで練習をしている、ある日、サッカー界で有名な重鎮が訪れることを知ったアマレは接触を試みるが全く相手にされない、ハンマーで白人を襲撃しお金を稼ごうと話す若者達の話を耳に挟んだアマレは彼らに重鎮を襲わせ、自分が助ける事で恩を売ろうと画策するのだが・・・

愛くるしい笑顔とタフな性格、野心を持ち合わせた少年が主人公で重鎮との心の交流を描いていくのがこの作品の大事なところなんですが、この重鎮が曲者で実は全然良い人じゃない、仕事で着いた悪いイメージを払拭する為にあえて貧しい子供達にサッカーを教える姿を撮るために来日してて
、それでいて本人は大の子供嫌い、子供のことはドワーフと言い放ち全く心を開こうとしない。

ほのぼのとした時間の流れと物語の進行の末に見つけた人生のあるべき姿とは? 
たくさんの人に観て欲しい作品ですね

映画.com参照
地平線のキックオフ
Horizon Beautiful
2013/スイス・エチオピア合作
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