いっくん

ディバイナー 戦禍に光を求めてのいっくんのレビュー・感想・評価

3.8
戦死したと思われる3人の息子をオーストラリアからトルコまで探しに行く父親の物語。
戦争による憎しみの感情を露わにする人もいれば、戦争は終わったからと殺し合いではなく語り合える人間社会の対比がリアルだった。
現在も北朝鮮を巡る緊張状態は続いてるが、戦争に勝利したとしても犠牲は必ず伴うものであり、語り合いで平和な世界を実現すべきである。
物語の進行と共に息子たちに何が起きたのか明らかになっていくが、真相に辿り着いた時に感情移入して涙を抑えれなかった。
鑑賞して良かった作品であった。
最後のコーヒー占いのシーンはオシャレでラッセルクロウの笑顔がとても愛らしかった。
いっくん

いっくん