同じ時期に公開されたミュージカル映画ということで『ラ・ラ・ランド』('16)と『ザ・グレイテスト・ショーマン』('17)はよく比較されていたと思います(たぶん)。私はどちらかと言うと前者が好きかなー。圧巻オープニングのミュージカルとか、切ない気持ちにさせる“もしもの世界線”の演出が何と言っても好き。
…で妻はというと『ザ・グレイテスト〜』が好きで『ララ〜』が嫌いなんだと。……嫌いって何。「ハッピーエンドで終わらないから嫌い」なんですって。私は真っ向勝負を避けて「両方とも好き」って適当なこと言ってしまったので、白黒つけるために2作品を再鑑賞することに。もう一方もレビュー書いたので暇つぶしにご参照いただければ幸いに存じます。
心地よい曲が続き、キャストのダンスパフォーマンスも相まって煌びやかなシーンが続きます。実在した興行師のサクセスストーリー。
なんといっても注目はゼンデイヤ。ティーンのアイドルだった彼女が、本作あたりから大人のスターへと駆け上がっていくエネルギーを感じますね。将来、大女優になるポテンシャルを秘めた活躍っぷりが確認できただけで十分満足です。
……つまりは『ラ〜』も『ザ〜』も両方とも好きってことでいいですよねー。