MARUKO

グレイテスト・ショーマンのMARUKOのネタバレレビュー・内容・結末

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

素晴らしかった!
ミュージカルシーンの高揚感には思わず体が動く。
けど、正直期待しすぎてた自分がいて、しかもそれを越えなくて………

主観的な想像にすぎないがかなり美化している気がする…
PTバーナムが一体どんな人物なのか?ちょっとフワフワしていたのがそう思わせた要因だと思う。
家族のためにがんばる人なのか、夢(目的)のためにがんばる人なのか、そのためならどんな犠牲も厭わない冷たい人なのか。いい人?嫌われもの?たまにみせるシリアスな感じ。
PTバーナムのことは知らなかった(調べてみようと思う)が、ジョブズがそうだったように、バーナムももっと身勝手な嫌われものだったんじゃないかなーと勝手に想像した。少なくともこの映画からはっきりしたものがよくわからなかった。その点ではフィリップカーライルのキャラクターの写し方の方がうまかったと思う。
何があって何を経てサーカスが誕生したかは、細かく描いていた。でもそれよりも“ショーマン”をもっと映してほしかった。結局主人公がふわふわしてたら、なにを見せられてるのかって感じがして…
もう少し展開と展開に間も欲しかった。早めのテンポで次から次へと流れ過ぎた印象…
正直いらないところでミュージカルが入ったなー、と感じた場面もいくつか見られたこともあって、なんかスッと入ってこずに軽い印象を受けた。オープニングがここ最近の中でもかなりよかったから高ぶったが、途中からんー……

ミュージカルについては素晴らしかった。比較対象にはしてはいけないと思うしならないと思うが、宣伝文句にも“なぜか”あったから比較すると、ララランドよりもミュージカルミュージカルしたし、ダンスもよかった。
でも、ララランドの方が個人的にはいいと思う。それは作品とのマッチ感。スポーティーでスタイリッシュで新しいミュージカルだった今作だが、題材の時代が時代だから自分の中で“音楽が違う感“がぬぐえなかった。そのためにミュージカルそのものはいいんだけど、それが浮いて感じた。(ララランドはミュージカルと映画が一体感があった)

ただその中で“This is me”!!これはよかった!一番好きなシーン。そういう歌とは知らなかった。その新鮮さと自らを鼓舞するような活気に満ちたメロディ、歌詞、歌詞を噛み締めるような力強いダンス。影から光へ自分から踏み出していく。歌曲賞にノミネートされているが曲だけでは成り立たない。驚きと感動とミュージカルが完璧に合わさってほんとに最高に素晴らしかった。

いろんな想像が膨らんでしまったが、PTバーナムをもっと知ってからもう一回純粋に観てみたいと思った。
期待していたのとは正直ちょっと違った。表面上はいいけど…。情報出始めの半年以上前から期待してたような人は、自分と同じ気持ちなのではないかなーと。映画を楽しめてないひねくれた人間と思われるかもしれないが、楽しいエンターテイメントでこんなシリアスな人間を取り上げるのは、ミュージカルを通じてエンターテイメントにしたいのかドラマにしたいのか…。それこそララランドの方ががエンターテイメントだった。
でもミュージカルとうたってるしそのつもりで見に行ってるから、ミュージカルを楽しめただけで十分!完成度はめちゃくちゃ高かったし、音楽はノリノリで満足感👍