ディズニーみたい！っていうのと、「SING」っぽい。って感想が同時に出て来ました。
何となく「プレステージ」を想像して見に来たら、全くあんなドロドロした話ではありませんでした
ありの～ままの～♪
姿みせる～の～よ～♪♪
ミュージカル映画苦手マンですが、昨今のはミュージカル部分のクオリティが正にショーってカンジです
楽しませる気で満々の、隅から隅までエンターテイメントショー。
人生讃歌。テーマがいいよね
開幕からララランドに負けてないもんね
序盤の人材集めと劇場の立ち上げ、衣装、音響、広告、どれもサクサク進みすぎてて起業映画としては全く役に立たないんですけど、なんせタイトルが「グレイテスト・ショーマン」ですから
「めざせグレイテスト・ショーマン」じゃないから
でもゴールみたいな華やかな場所がゴールじゃなかったりするよね
貧乏から自力で大逆転できた人って、つまりその降り幅のエネルギーを持ってた人でしょ。
成功したあとに、その大量のエネルギーはその人の中から消えるのか？っていったら、消えないんですよねぇ～
それと個人的には、個性豊かな仲間を集めたはずなのに、途中から一部をのぞいて奇抜な見た目の歌って踊れるモブみたいになっちゃってるのは、まさにちょっとミュージカルの苦手なとこだなと思いました。
テーマがバァンと力強く伝わってきて、細かい人間性とか舞台裏が見えないの、まさにショーっぽくてこの映画の大成功ポイントだと思うけど
「あいつ一言もセリフないけど画面の端でいっつもあの座り方してんな」みたいなとこに人間臭さを感じたい人なので、つまりショー的なコンテンツやると自動的にデメリットになる部分のほうを、求めちゃうのよな
でも自分が納得いかないコンテンツはなくなるべき、とかいう奴だけは許せん
ツンデレ批評家を見習おう
