ゆっけ

グレイテスト・ショーマンのゆっけのレビュー・感想・評価

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)
5.0
400本目の映画のレビューはこちらにしました。

一言、最高でした!

たとえそれが偽物だとしても、目の前の人を喜ばせ、笑顔にさせていることに違いない。
ハッタリでもいい、これが私「This Is Me」という力強い想いは、『アナと雪の女王』の「Let it go」にも通じると思います。

『レ・ミゼラブル』以来のミュージカル出演となるヒュー・ジャックマン。レミゼを観るまで、ミュージカル映画って苦手意識を持っていました。ヒュー・ジャックマンの、歌唱力とパフォーマンスすごすぎです。

話は単純です。
バーナムは、下流の家で生まれ、差別を受けながら暮らします。
質素ながらも、幸せな家庭を築いていきますが、
人を喜ばせる仕事をするために、ショービジネスを始めます。

そこでは、身体的にも人種的にも差別を受けてきた”ユニーク”なものを持っている人たちを集め、日陰にいた人に光を当てます。

結果、今までにないショーをヒットさせ興行的に大成功、裕福な生活を手にしたパーナムですが、社会的には認められない。

上流階級な人には、それは低俗なもの(偽物)として見られていました。
しかし、そんなパーナム自身も、上流階級が好む”本物の芸術”を知り、知らず知らず自分も偏見を持っていたことを知る、、、

「This Is Me」の音楽とともに、今まで人前に立つことを恐れていた人たちが、堂々と人前に立つ姿は清々しく、勇気をくれます。

全米では、批評家から酷評されて公開後はあまり観られなかったらしいですが、口コミでじわじわと広がっていったそうです。

この映画の中でも、評論家が、こんなサーカスは芸術ではないと言います。昨年の『ラ・ラ・ランド』では、アカデミー賞6部門受賞したり映画業界の中でも評価されました。
ただ、日本でもヒットしましたが、一般的には賛否両論あったかなぁと思いました。

『ラ・ラ・ランド』映画ファンの心を掴むポイントがたくさんあるのですが、知らない人からしたら、ふーんで終わる。
その逆が『グレイテスト・ショーマン』かなと思います。

映画をよく知る人であれば、あれこれ言いたくなる部分もあるのかと思いますが、普通に観ていれば、最高に楽しい映画。

キャラクターや物語にリアリティや深みがないと言われれば、それまでですが、それ以上に、音楽が素晴らしくて、シンプルなメッセージ性もあり、”エンターテイメント”の映画として最高に楽しませてくれる。

「もっとも崇高な芸術は、人を幸せにすることである」

『レミーのおいしいレストラン』や『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』でも、”批評家”という存在が出てきますが、
SNSで誰もが何かを上から目線で批評することができる時代、偏見を持つことなく、応援したいという想いで発信して広められる方が気持ちが良いなって思います。

なんにせよ、楽しんだ者勝ちですね。

全ての音楽が素晴らしくて、感動する。観終わった後幸せな気分にさせるザ・エンターテイメント映画!!

普段映画を観ない人にこそ、背伸びをしないで、観て欲しい楽しい映画です。

■ジャンル:ミュージカル

(立川シネマシティの極上音響上映にて)

-----------------------------------
・鑑賞理由:ミュージカル,口コミ
・音楽:★5「This Is Me」「A Million Dreams」
・映像:★5
・演出:★5
・テンポ:★5
・キャスト:★5
・要素(上がる)
・誰と:誰と観てもOK,デートにも
・どんな人に観て欲しい?:差別や偏見を感じる人(コンプレックスがある人),夢がある人
・いつ(どんなとき):落ち込んでいるとき
・どういう気分になる?:幸せな気持ちになる、笑顔になれる