It's show time !
さぁ！劇場へ向かおう！ショーが始まる！
色んなしがらみは忘れて、
その身を委ねて、最高のショーを楽しもう！
もうレビューであれこれ批評するなんて野暮に思えてくる程、徹頭徹尾この映画は観客を楽しませる事と幸せにする事を目的としている。眉間に皺を寄せて観るのではなく、笑顔と涙でこの映画を楽しむのが正解。ペテンだの詐欺だの言われようが、観客の笑顔は本物。この映画は蔑まれても疎まれても決して負けないパワーに満ちている。
地上で最も偉大なショーマンと呼ばれた実在の興行師P・T・バーナム（ヒュー・ジャックマン）の半生を描く。
ヒュー・ジャックマン、ミシェル・ウィリアムズ、ザック・エフロン、レベッカ・ファーガソン、ゼンデイヤという最高のキャスト。そして僕が名も知らぬ全ての演者に最大の賛辞を送りたい。個人的にはディズニー・チャンネルから見ていたゼンデイヤがどんどんショービズ界で成功していくのが嬉しい！ザック・エフロンも同じくディズニー・チャンネル出身で、そんな2人の共演は何とも感慨深い。
The Greatest Show、This Is Me、その他劇中に流れる全ての楽曲が素晴らしく、胸は高鳴り、心に響く。
外見がどうでも
肌の色が何色でも
背が高くても低くても
今まで暗闇に追いやられていた者達が光を浴びて堂々と歌い踊る。マイノリティ達にスポットライトを当てた事こそがこの映画の最大の功績。
ストーリー展開に目新しさはなくドラマパートが弱いとも言えるが、その分ミュージカルパートに力を入れてるんだから十分許容範囲。何が凄いって、ミュージカルパートだけで涙が流れるって事！それは感動の涙以外の何であろう。
Apple Musicで即サントラGet！
今日僕は映画を観たんじゃない、地上最大のショーを観たんだ！
